銀行ATMネットワークはどのような仕組みで動いている?

個人向けの銀行サービスで、『ATM』は重要な役割を担っています。
現代では、コンビニや他の銀行のATMから預金の引出しや残高照会が自由にできるようになりました。24時間稼動のATMも少なくありません。

この便利なシステムが成り立っているのは、「全国キャッシュサービス」(MICS=Multi Integrated Service)の力によるものです。
MICSには、都市銀行・地方銀行・信託銀行・信用金庫・信用組合などといった各業態ごとに作っているオンラインシステムがすべてこのMICSに繋がっています。

都市銀行の「BANCS」、地方銀行の「ACS」、第二地方銀行の「SCS」、信託銀行の「SOCS」、信用金庫の「しんきんネットキャッシュサービス」、信用組合の「SANCS」、労働金庫の「ROCS」。
これらの各業態ごとに分かれているオンラインシステムをMICSに統合することによって、現金の引出しや残高照会などの相互利用が可能になったのです

一部のATMで24時間稼働が実現されたのは2003年のことです。
そして、NTTデータの「統合ATMスイッチングサービス」をMICSが導入することで、各業態ごとに分かれているオンラインシステムすべてを24時間化に対応にさせました。これが2004年の出来事です。
このオンラインシステムは、現在の金融システムの維持には必要不可欠なものとなっています。

ネットバンクの登場により、ネットバンクサービスが当然となった現代

ATMが24時間化しただけでもずいぶん生活に便利になったものですが、最近では更に『ネットバンク』が登場し、進化し続けています。
ネットバンクはその名の通り、インターネットの銀行です。
店舗を持っていないため銀行側の維持費や運用費が安くあがり、使用する際の手数料や預金金利などで還元が行われています。

ネットバンクが登場した当初はネット専門の銀行のみでしたが、最近ではメガバンクもネットバンクサービスを始めています。
お金の振込や残高照会の確認だけであれば家からでもできるというその便利さが消費者の心をがっちりつかんでしまったがために、メガバンクもネットバンクサービスを始めざるを得なくなったのです。

銀行を使いこなすために。業務、サービスについて知るの記事でも触れましたが、銀行を上手く利用すればますます生活は便利になります。 ネットバンクの利用者が増えるにつれ、不正利用事件も多く発生していました。インターネットを開ける環境で、数列さえあればお金を操作できてしまうという手軽さゆえに起こってしまった事件です。

こうした不正利用を防ぐために、メガバンク、ネットバンクともにセキュリティ強化に力を入れています。
最近では、一度限り使いきりのパスワードを毎回信用できる端末に送信する『ワンタイムパスワードシステム』を導入している銀行が増えています。
これからもネットバンクに関連したセキュリティは向上していくでしょう。


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